2012年6月16日土曜日

桜模様の裏打布と、和紙と、うずまきが融合した豆本

意味が解らないと思いますが

桜模様の裏打布と、和紙と、うずまきが融合した豆本を作ろうとしています。

まず、桜模様の裏打布はこれです。


どの色でいきましょうかね。

箱と表紙とで分けてもいいですし。

箱だけ違う模様なんてのも良さそうです。


和紙ですが、これです。



本文の印刷を、インクジェット対応の和紙にしてみました。

これはかなり良いです。ちょっと解りにくいかもしれませんがいい風合いです。

見難いのはわざとです。本物はふくまめの展示会場で見てくださいw
(写真を撮るのが下手というのは秘密です。)


最後にうずまきってなにかというと、これです。


あー、さらにわかりにくいですね。

解説すると、表紙用の厚紙なのですが、厚みを出すのために

軽い紙ねんどを水で溶かして、漆喰のようにぺたぺたと塗ってみました。

せっかくなんでうずまき模様にしてみたのですが

ちょっとそってしまいました。うまく製本できるかな?微妙です。


さて、ちゃくちゃくと本番用の作品が仕上がりつつありますが、

気が変わると、作り直すかもしれません。


今回は、珍しく一個の作品に時間をかけて作っています。

いつもは構想1時間、作業1時間くらいで作るんですけどね。

まぁ、これはこれで楽しいのでよしとしましょう♪



2012年6月13日水曜日

豆本に関するちょっとしたまとめ

豆本の世界は思った以上に奥が深い事がわかったので

簡単にまとめておこうかと思います。



■歴史


日本では江戸後期から作られていたようだが、

「えぞまめほん」刊行をきっかけにブームとなる

その後は一部の愛好家の間で親しまれているようす

西洋では16世紀から作られている。

聖書などの豆本が多いらしい。

@Wikipedia



■団体


日本豆本協会

国際ミニチュアブック協会

ふくまめプロジェクト

豆本がちゃぽん


■イベント


豆本フェスタ

豆本カーニバル

国際ミニチュアブックコンクール


ふくまめ豆本展



■有名作品


籠込鳥
-2006年国際ミニチュアブックコンクール特別優秀賞

雲捕獲記録
-2007年国際ミニチュアブックコンクール特別優秀賞

■お店


呂古書房


あとは、ぼちぼちまとめます。

2012年6月10日日曜日

端切れの裏打ちと布プリのお試し

今週末は近所のフリーマーケットに行ってきました。

小さなフリーマーケットだったのですが、

分譲住宅のオープンハウスとコラボという珍しいフリーマーケットでした。

そこで、手作りの服を売っている人が大量に端切れを出してました。

これは豆本用にちょうど良いってこと購入。

こんなのです。


で、さっそく良さげなものを裏打ちしました。


うむ、うむ、よーし、まさかこれが100円で売ってたとは思えないほど良い生地だ。

布製本は、生地探しも楽しみのひとつかもしれん。

今日は、新しい本も入手したので、新しい製本方法も試してみよう。



これがまた、良い本だった。壁紙を製本に使うってのは思いもよらなかった。

今度、機会があればやってみよう。


今は、布プリってのが使えそうな感じだったので試してみました。



これが、なかなか使いかってが良い。

展示用の豆本に箱を作ってみたのですが、こんな感じになります。



文字の部分が布プリで作ったもので、アイロンで貼り付けます。

結構、しっかりくっつきます。

箱に入れたらこんな感じです。



うむ、だいぶ完成イメージができてきました。

あとは完成度をあげていこう。

娘の反応は、ふーん。って感じですがw

2012年6月3日日曜日

新作豆本の試作品を作ってみた。

ふくまめ2012豆本展用に新作の豆本の試作品を作ってみました。

「おまめの豆本づくり」の豆絵本を参考に製本してみました。

こんな感じです。


本の通り、布装丁で、花布、寒冷紗、しおり、など全て手作りで作ってみました。

絵は、つかいまわしですが、内容は「道標」というテーマを頭におきつつ、

ぐるぐるねずみの世界観が感じられるようにと考えてみました。

もちろん、娘でも読めるようにしたつもりですが、娘は・・・。

「よめるけど、つまらない。」とバッサリw

まぁ、そうでしょうけど・・・。娘よ。少しは気をつかっておくれ・・・w


まだ完成ではないですが、方向性はこれでいこうと思います。

あとは箱を試作して、ひとつエッセンスになりそうなアイデアを用意しようかな。


あと、がちゃぽんってどんな感じで用意すればいいのだろう。

子供の頃、よくやったなー。何が出るかわからないから、何回もやっちゃうんだよね。

みんなで中身を持ち寄るみたいだけど。タダでまわせるのかな。

そうすると、全作家分出るまでまわしてしまいそうw


個人的にもがちゃがちゃの機械が欲しい。ヤフオクで買おうかな。

2012年6月2日土曜日

本気で雑貨を作って売って生計が立てられるのか?

ちょっと、本気で考えてみました。

はたして雑貨を作って生きていくことは可能なのでしょうか。



まず、雑貨を作る事で得られる収入源として、

ただ作って売るだけではもちろん生活は難しいです。

雑貨は生活必需品とは違って趣味のものですので、

市場は限られていますし、競合も多いと思われます。

メーカーの雑貨に対抗できるほどのブランド力を持つことなど到底難しい話です。

ライバルは、キティやリラックマ、くまもんなども居ます。

これらはキャラクターですが、他のジャンルでも、

個人が普通にやっていて勝てるものではありません。



ただ、生活をしていくのに勝つ必要は無いので、目標をぐっと現実的なところに設定しましょう。

まずは、稼ぐ収入の目標値を設定してみましょう。

仮に結婚していて、夫婦と子供一人の3人家族としましょう。

生活および子供の教育の事などを考え、手取りで月30万、年360万としてみましょう。


雑貨の原価や税金などもろもろ含めて売り上げとしてはいくら必要でしょうか。

とりあえずざっくりと600万としましょうか。

本気でやるのですから、何かと経費がかかりますからね。



では、600万を売り上げる方法を考えましょう。

ものを作って売るだけでは、かなり心もとないですね。

まず売れるかどうかという問題もありますが、

個人ですので、大量生産はできません。というかもし工場に発注して大量生産したら、

手作り雑貨の意味が無いので本末転倒です。

そうなると単価があがるので、よほど魅力がないと売れませんね。

商品の製造にはかなりの時間がかかりそうです。

仮に、500円の豆本を月に20冊作って、委託やネットなどで、全て売ったとして、
月1万円、年間12万円です。


あー、これじゃ生活できないですね。




そこで、作るだけでなく、他の方法も考える必要がありそうです。

ひとつは、教える。雑貨教室などを開くことが考えられます。

子供向けも良いですし。大人向けにちょっと高級な講座もありですね。

資格を取れたりするようなものなら、なおさら良いと思います。

もし、1回4000円の雑貨教室を毎週日曜日にやった場合、生徒が5人集まると、
月8万の売り上げで年96万となります。


うーん、まだまだ足りませんね。



教室で教えている内容を冊子にして材料を同梱してキットを作ってみましょうか。
これは大量生産ができます。在庫リスクがあるのであまり大量に作らないようにしましょう。
1キット2000円で、月に20キット売るとすると月4万で年48万となります。


ここまでで、まだ156万です。全然遠いですね。



ちょっとこの辺で、考えてみましょう。想定している金額や個数に根拠はほとんどありません。

このまま計算していってもあまり意味が無いかもしれないですね。

金額や個数に関しては過去のデータ、実績からしかわからないので、

これはリサーチするしかありません。

まずは、どれも週末などにイベントなどに参加することで手ごたえがつかめるはずなので、

それによって売り上げ予測を立てる必要がありますね。


さて、また取らぬ狸の皮算用に戻りましょうw



イベントなどに参加するという案を出しましたが、これが一番重要です。

大きな雑貨などのイベントには、そういうのが好きな人、欲しい人が集まりますので

ここで大きく売り上げを上げられそうです。

例として、デザインフェスタに参加することにしてみましょうか。

出展料は5万だったかな。ちょっと高いですが5万人は来場すると見込んでみましょう。

2日間開催されます。10万人に観ていただけるチャンスがあると考えてみましょう。

5万の出展料を上回る売り上げが必要です。

そうなると品数・個数ともにかなり用意しなければなりません。

客単価2000円として、1000人のお客に買ってもらったとすると200万の売り上げです。


なんとか目標の半分程度の売り上げまできました。

この規模のイベントはそんなにないので、半分~4分の1程度のイベントに、

年4回(デザフェス含む)として、半分規模1回(100万)、4分の1規模2回(50万x2=100万


イベントで400万・・・。(そう、うまくいくのかいな・・・・w)


ここまでの合計556万です。

おそらく経費とか税金とか健康保険だ年金だとかで、残るのは半分の280万程度でしょうか。

うーん。なかなか厳しい。



最後の手段です。上記の活動を通して名前が売れてくれば、次のステップがあります。

それは、本を書くことです。出版社に企画をもちこんで出版しましょう。

実は、出版はそこそこ副収入になります。


初版でどのくらい刷って、印税が何パーセントもらえるかによりますが、

1000円の本を、6000部刷って、5%の印税だとすると、30万です。

たしか、初版分は発売されればすぐにもらえ、

増刷されればされた分も追加されていくはずです。



本を出せば、教室の生徒も増えるかもしれません。

キットの売れ行きなども良くなるでしょう。



でも、ここまでくると、もう会社と変わらないですよねw

会社にして節税や規模の拡大も考えていけばもっと売り上げは伸ばせるでしょう。

めざせサンリオ!


なぜ切り抜きが儲かるのか?

 結論から言いますね。 「世にも珍しいローリスクハイリターンなビジネスモデルだから」 では、詳しく解説します。 そもそもyoutubeなどの動画配信でバズると大金が転がり込んでくるのは、仕組みはいたってシンプルで広告収入モデルなので多くの注目を集めればその成果報酬が入るという形に...